2011-04-30 Sat [ 原子力発電 ]
by 日詰明男
4月29日、明治大学で小出裕章氏が講演されたそうだ。下記の報告を読み、いろいろな意味で私も涙が出てきた。
真の学者の誠実さ、勇気、ヒューマニズムに触れて。
それを受け入れる市民の良心と重苦しい危機感。
ひとつの原発があっけなく壊してしまった国家(一見まだ存在するかのように見えはするが)。
何百年にわたって営まれてきた人々の素朴な生活が永遠に失われた悔しさ。
政治家、官僚、電力会社、御用学者、マスコミなど「組織」に属する人々の心にはこの小出氏の言葉がまったく響かないという絶望的な無力感、焦燥感。
以下引用。
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jupi611y YAMAGUCHI Chisato
明治大学。入場制限であぶれた数百人のために小出先生が外に出て来られ、「こんなにたくさんの人が集まってくださるのは、嬉しいと同時に悲しい事態。止められなかったことが悔やまれて、言葉にならない。40年間原子力に関わってきた者として、心からお詫びしたい」と涙声。主催者も聴衆も涙。
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