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月暦正月 バンブー・ストック ストーンスープ
by 日詰明男
およそ15年前、アメリカのコロラド州に住むヒッピー幾何学者、アミナとマークから口頭で聞いた民話。
彼らはゾムツールの開発者でもある。
その後、この民話を方々に広めています。
理想的な経済のかたち。
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ストーンスープ
むかし二人の旅人が腹をすかせてある村にたどり着きました。
最初の家の戸を叩き、村人一号がでてくるや、「僕たちおなかがぺこぺこで死にそうです。なにか食べさせてくれませんか?」とたのみました。
しかし家の人は「お前らに食わせるものはねえ」とピシャリ。
次の家も、次の次の家も同じでした。
結局、一軒も食べ物を恵んでくれる家はありませんでした。

そこで旅人はどうしたかと言うと、村の中心にある広場で、手持ちの鍋に水をたっぷり入れ、薪で沸かし始めました。
そしてお湯が沸いたころ、大きな石を鍋の中に放り込みました。
それを見ていた村の子どもが旅人に近づき、
「おじちゃんたち何しているの?」
と聞きました。
「ストーン・スープを作っているのさ。これはとてもおいしいスープなんだよ。」
と言って、柄杓で少しすくって味見してみせました。
「うーんうまい。でも塩があとほんのちょっと入るともっとおいしくなるのだがなあ。」
と旅人が言うと、その子どもは「家にあるよー」と言って家に帰り、家の人をつれて、塩を持ってきました。
旅人はその塩を鍋に入れて、また味見をします。
「うーん最高だ。でもここに玉ねぎがちょっと入るともっとおいしくなるのだが」
そう言うと、また別の子どもが家から玉ねぎを持ってくるといいます。
玉ねぎを入れると、次はジャガイモ、にんじん、肉という具合に、どんどん具材が集まり、最後には村人全員がストーン・スープの周りに集まっていました。
そして旅人と村人は、本当においしくなったストーン・スープを皆で分け合って食べました。
(日詰訳)

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