2011-03-21 Mon [ 原子力発電 ]
by 日詰明男
大前研一氏によると、福島原発がこれ以上悪化しないという前提でも、現在行われている大量の注水作業を少なくとも3年から5年持続しなければ冷えないそうだ。その間放射線物質出っ放し。そしてほぼ封印するまでに十数年と見積もっている。
http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0
その間、現場で作業する人々は深刻な放射線被曝をせざるを得ない。
そのような犠牲行為を国や会社の命令で余儀なくされる人の心境は察するに余りある。
彼らの犠牲行為の結果、再び原子力依存体質の社会が存続するとしたらまったく救われない話だ。
そのような社会は救われるに値しない。
もしこの社会が本気で反省し、日本全国の原子力発電所をすべて廃炉にするという決定を下したのならば、福島原発に臨むすべての犠牲行為は本当の意味で生きてくる。
原子力に依存せず、既存の水力だけで幸せに暮らしているニュージーランドやコスタリカを見習おう。
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