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八十八夜を前に
by 日詰明男
もうすぐ八十八夜である。

4月29日、ここのところの寒さで、ヤブキタの新芽はいまいち遅いが、在来種はかなり勢いが出てきた。
30分ほどかけて摘み、一晩萎凋させた。
翌朝は萎凋した茶葉の良い香りで目が覚めた。
昼前に揉捻し、発酵(酸化)過程に入る。
その日は寒々した雨。茶葉はさほど赤くならず。
翌5月1日、部屋中が紅茶の香りで満たされた。
火を入れないままのしっとりした生紅茶に熱い湯を注いで飲んだ。
毎年恒例「一番紅茶の刺身」である。
苦味はまったくなく、ほのかな甘みと酸味がある。
香りはオリーブオイルのエクストラヴァージンに似ている。
サリチル酸メチルの清涼感も喉に残った。
無農薬無肥料不耕起茶園の茶である。
これでいいのではないだろうか。
この茶葉に餌を与えると、これまたおいしいお酒が出来てしまうのである。

ああ、すごい利尿作用。
トイレに行きたくなってきた。




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