竹取り
2001年 5月29日−30日
下準備として、現場から10kmほど離れた屋敷内にある竹を取りに行く。
刃物を使う作業のため、ボランティアを募ることはためらわれた。
国民文化祭館林市実行委員会の方たちの協力により、雨間を縫い200本近くの竹が集められた。
長さはほぼ6m。不要な枝葉を鉈で払った後、10本ずつ束ね、トラックで運んだ。
崩れかけた長家門。この建築は近く文化財として改修、移設される予定だという。
その作業のためにも竹林を伐採しておくことが望まれた。私達としても渡りに船であり、両者の利害が一致した。門の向こうに竹林がある。
鬱蒼とした竹林。100本程切った段階。数十年も放置すると日本庭園もこうなる。まるで日本は熱帯雨林である。
30日の午前。ひと作業を終え、一服する館林市実行委員会のみなさん。
門から外を眺める。のどかな田園風景が広がる。
竹が50本ほど集まると、トラックに積み込み、現場へと運ぶ。
枝葉でブレーキランプが隠れるので、もう1台の車が後続する。
尻尾をひきずりながらさっそうと市街地を駆け抜ける。道路がきれいになったかも。
竹の切れ端はジャンクとして活用する予定。
愛車の軽トラに積み込んだところ。
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