Installation
PLEIADES + FIBONACCI KECAK + neuro-architecture
&
Ensemble STAR CAGE

Exhibition "program seed"   京都芸術センター講堂

8th - 24th March 2002

Copyright 2002 Akio HIZUME

企画書

 ◆展示作品コンセプト
星籠はいずれも6次元の図形を3次元空間へ投影したかたちとして解釈できます。
いたるところに黄金比があらわれ、これを種子にして無限の3次元空間をどこまでも準周期的に裁断してゆきます。
2次元や1次元空間へ投影した同様のパターンも存在します。特に1次元パターンである星籠音楽や星籠階段の準周期的効果は、前頭葉より先に、まず身体が理解することでしょう。

 ◆ワークショップ 「竹で星の結晶をつくろう」
日時:3/9(土)1:00pm-4:00pm
講師:日詰明男
会場:講堂(西館2階)
*定員30名
前世紀にイスラエルの科学者が、「準結晶」と呼ばれる合金を見つけました。その原子配列はいたるところ5角形だらけで、繰り返しがなく、かといってデタラメでもないあたらしい結晶構造でした。
準結晶の模型を竹で作ることができます。今回のワークショップではその準結晶の「たね」を2mの竹で組み立てます。いわばこれは6次元の家。未来の建築の「たね」であるかもしれません。
なお、このワークショップで制作された巨大星籠は展覧会会期中展示されます。 23日の「フィボナッチ・ケチャック」ワークショップでは楽器に変身するかも?


 ◆ワークショップ&演奏 「フィボナッチ・ケチャック」
日時:3/23(土)11:00am-4:00pm
講師:日詰明男
会場:講堂(西館2階)
*定員50名
2拍子、3拍子、4拍子はみなさんおなじみですね。では1.618拍子とか1.732拍子とかは?  実は実数の数(無限)だけ異なったリズムが存在します。繰り返さず、かといってデタラメでもない非整数拍子。
500,000,000,000,000,000年待たないと元に戻らないリズムも作ることができます。
このワークショップではプロが頭をかかえるような変わったリズムを実際にみんなで演奏します。でもどこか祭囃子のようであり、民族音楽のようであり… 手始めに黄金比のリズムからはじめましょう。いわばこれは6次元の音楽。

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