この迷路都市は黄金比の結晶「ペンローズ・タイル」に則って区画されている。 photo: Y. Suzuki
さっそくティピを一軒建ててみる。
5人いると早い。
アンカーを打って棕櫚縄でしっかり縛る。 photo: Y. Suzuki 来訪者は自由に迷宮内部を探検できる。 この段階でランドアート作品として成立したといえる。 だが、触れない彫刻がナンセンスなように、私のランドアート作品は「人々に使われてなんぼ」だと日頃から思っている。 それには地元の方々の自発的な関与が不可欠である。 これを「土木芸術」と名付けたこともある。 例えば子供たちには、この迷路の中で新しい遊びを発明してもらいたい。
子供たちも工具を体験する良い機会となった。 これらの楽器を使って、19日、20日のバンブーストックフェスティバルでは「たたけたけ」の演奏を大勢でする予定。
将来が楽しみだ。
これもまた黄金比の立体オブジェ。 これを最終日にサクリファイスとして燃やす予定。
平和利用は大歓迎である。 五角形の区画にボールが入るとペナルティという新ルールが設けられたようだ。 終わった後、プレーヤーの感想を聞いた。 「面白かった」 「長生きして良かった」 「この迷路をずっと残してほしい」 と。
そのためにできるだけ多くのティピにテントを張りたい。 予算の許す限りのシートを買い、自分たちで裁断する。
photo: T. Ninomiya
20日は晴れ、1日だけの迷宮都市が営まれる。
ニューロアーキテクチャならではの雑踏が生まれた。
photo: T. Ninomiya photo: T. Ninomiya 5方向開放もできるし、アーケードに発展させることもできる。 日陰もフレキシブルに作ることができる。 photo: T. Ninomiya
迷宮都市全体が楽器となる。
竹の星が自然に崩れ落ちるまで、東京からの招待ミュージシャン永井朋生さん主導による、たたけたけの演奏は続いた。 静岡県舞台芸術センター(SPAC)の方々も即興で加勢してくださった。
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