STAR CAGE

フィボナッチ・タワー モジュラス1
©2004 Akio HIZUME
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サイズ
キット: A4サイズ
組立完成時: 直径17cm、高さ33cm
: Gold


機能: 幾何学オブジェ、構造モデル、サイエンス・トイ、パズル、クリスマス・ツリー、間接照明
組立所要時間: 30分

フィボナッチ数列とは
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377…
と続く数列を言います。前の2項の和が、次の項となる数列です。
この数列は約800年前にイタリアの数学者であるフィボナッチがはじめて問題にしたといわれています。



Fibonacci Tower and Mr. Gabriel Perko-Engel
Photo:Mr. Peter Engel
写真の模型では接着剤を使用しています。
ひまわりの種や、マツカサ、パイナップルには沢山の螺旋が見つかります。
同じように、フィボナッチ・タワーの表面にも、右巻き、左巻きの螺旋がたくさん目につきます。
どれでもいいですから、どれかひとつの螺旋を選び、注意深く辿ってみて下さい。
フィボナッチ・タワーのピース表面には番号がふられていますね。
目で辿った螺旋の番号を追うと、隣り合うピースの番号の差は必ずフィボナッチ数になっています。
それは、同じ傾きの螺旋の本数もフィボナッチ数になっていることを意味します。
このことは、とりもなおさず、黄金比に基づく葉序原理の帰結なのです。
これが満遍なく太陽光を受け、同時に風雪にも絶妙のバランスで耐える最良のかたちだということを、数千万年前から植物は知り、活用し、繁栄してきました。

その植物の叡智を、FIBONACCI TOWERを組み立てながら感じて下さい。

FIBONACCI TOWERはSunflower TowerおよびSunflower Tower Catenaryの普及版です。

参考文献
[1] 東川和夫 "ひまわりのたね" 数学セミナー, 7, 1985.
[2] 日詰明男 "生命と建築" ,1990.
[3] 日詰明男 "Sunflower Tower" MANIFOLD #07, 2003.


協賛
★江州計器工業株式会社 ★カスパー・シュワーベ ★大阪造形センター ★有限会社 海猫屋
打抜加工:美創印刷株式会社

解説を読む(PDF 564KB)
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