舞台美術

Fibonacci Kecak for SHO
世界初演

笙公演「笙 宇宙 III 〜Breathing Media〜」より

大胡シャンテ、群馬
20 Nov. 1999


星籠がさまざまな陰影をつくる。


前半は伝統的な雅楽が演奏された。


雅楽だけでなく、東野珠実氏作曲による現代音楽作品も多数演奏された。

photo by H.Ohshima


中盤で私が作曲した「星籠:Fibonacci Kecak for SHO」も演奏される。世界初演。


林氏が即興演奏する間、舞踏家の池宮氏が星籠の早変わりをさせ、やがて宙にゆっくり浮かび始める。
そしてゆっくりと回転を始めるや、2つの巨大な影を背後スクリーンに投影する。
回転する星籠。回転する影。

photo by A. Iimura

最後に舞踏家は徹底的に星籠を解体する。
バラバラと崩れ落ちる竹の音。
最後に竹だけが床に残った。


東野珠実(笙、作曲)

IKUKO (ボーカル)

林純一郎(パーカッション)

八木千暁(龍笛)

田淵勝彦(篳篥)

池宮中夫 (舞踏)

日詰明男 (舞台美術、作曲)

グエン・レイ・ 武冨(演出)

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