2010-03-25 Thu [ マーティン・ガードナー ]
by 日詰明男
今回で3回目のGathering for Martin Gardner。今回はアルミのプレアデスと600本六勾を作ることになった。
実際の制作時間は正味1週間ほどだったが、打ち合わせや材料の手配などに2週間を要した。
アルミの作品を作るのは初めて。
大きさは直径2m強。
アルミとはいえ、竹や木にくらべるとやはり重い。
総重量は60キロ弱。
完成後、地上30センチほどで浮遊する程度に吊り、風が吹くとゆっくりと回転するように展示した。
銀色に光る文字通りの「星」になった。
これを宇宙空間に放てば、実際に乱反射衛星として有効で、ラジオ電波などを世界中に遍く拡散させるだろう。
600本の六勾は、ひさびさとはいえ、思いのほかさくさくと組みあがった。
制作はほぼ一人。
転がしながら竹を差し込んでいった。
完成形は大変強固に結束している。
そのほか、余った竹で簡単な星をいくつか作り、ほぼ任務を終え、ほっとしているところである。
明日からいよいよ国際会議が開催される。
当日は、300人の研究者やアーティストがここに集まる。
星籠作りのワークショップや、フィボナッチ・ケチャックのワークショップなどをして楽しく過ごすつもりである。
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